「西坂、まじめすぎるんや。今の西坂の思考範囲内での選択ではたぶん自分の殻は破れない。」
これは、2週間ほど前にアルバイト先の上司から言われた言葉です。
今なお、「なぜ、これはこうなるのだろうか」というところばかり見てしまいます。それによって、もちろん気づきはたくさんあります。しかし、その気づきというのは
「なぜ?」→「調べる」→「わかる、気づく」
という流れがあるからだと思います。つまり、こうした考え方は調べる、知ろうとするきっかけを作っているに過ぎないということです。
最初に自分自身のことについて、失礼しました。ここからが本題です。
目次
直感ベースで話をするとは
少し前、友人と話をしていて実感したことがあります。
「直感で対話し続けると自分の目指す世界観が少し見えるようになる気がする」
何事もできる限り起こりうることを予測しようとして、リスクを避ける、リスクヘッジ思考の強い自分にとっては考えられないことでした。でも、それって僕自身の考えていることを伝えるときにはそこまで重要でない気がしました。左脳的な考えをしていると自分にとって都合の悪い状況を避けられることにはなります。しかし、それによって指摘を受ける機会を減らしていることにもなると思います。
直感で思いついたことを話していくことで自分が想定していないことを聞かれることや自分が詰まってしまうところを見つけることができます。それはダメなことではなく、一種の現状分析になるので浮かんだ課題点は解決策を考える。この繰り返ししかないのだと気づきました。
意識していこうと思うこと
僕の場合は、すぐにやってみようと思っても難しいと思います。ずっと「なぜなぜ」と考えてきていたからですね。でも、とにかく感じたこととして
・周りの環境を変えること
・一回書き出してみること
・誰かの話に混ざってみること
をやっていこうと思いました。
周りの環境を変えてみること
今ある環境を捨てろということではありません。しかし、人間慣れてきたらそこに依存し始めるものだと思います。新しい出会いができるところに環境を移すことで新しい発見ができます。そして、その環境の中に気軽に話せる同志が見つかれば直感的に意見を交流できます。話の話題に尽きない人と環境に身を置いてみることで気づきが全然違いました。
一度書き出してみること(A4用紙に)
これは本の紹介にもなりますが、「ゼロ秒思考」という本から学びました。しかし、ここではそのやり方について説明したいわけではなく、書き出すことの良さをお伝えしたいです。本の中で、著者の赤羽さんは「頭の整理にはA4用紙へのメモ書きが一番効果的であることがわかった。」と述べています。正直これだけでは何か引っかかるところがあったのですが、中田敦彦さんが同書の紹介動画で言っていたひとことで納得しました。それは「考え、自由度は紙の大きさに比例する」という言葉です。確かに、紙が大きいとどんどん書き足すことができます。なのでA4以上の紙を使ってとにかく思いつくことを書き出すと直感的にアウトプットできるようになると思います。
誰かの話に混ざってみること
周りに話の上手な人がいれば積極的にその人の会話に入ってみることです。その人が興味のある話だと共感させたいという気持ちが働き、聞き手が何か興味を持って話に入ってくると必ず拾ってくれます。とにかく、話に入ってみてわからなかったら素直に聞いてみる。すると予想不可能な状況に入ることになるので直感力は少しずつ身についてくると思います。
最後に…
直感的に物事を考え、相手に伝えることはは僕自身苦手です。苦手だなと思う方の考え方が少しでも変わればいいなと思っています。特に環境の与える影響は大きいと感じているので一度これを機に考えてみると知らなかった一面を捉えられるようになるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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