長時間作業も楽々?【MX ergoレビュー】

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トラックボールマウスって指だけで操作するんでしょ?

トラックボールマウスって操作が難しそう。でも肩が凝っている人には効果あるらしい。欲しいなとおもいつつも変えようか迷って数ヶ月、やっとメインマウスを変えてみました。

トラックボールマウスって通常の手首を動かすマウスをベースで使っている人からすると指先でだけでカーソルを細かく動かせるわけがないと思われる方が多数でないでしょうか?その感覚は非常に共感します。しかし、今おそらくみなさんの頭の中に浮かんでいることは慣れでカバーできるところであり、2週間もすれば感じていないと思います。なので今回は使うことを拒んでいた僕がトラックボールに乗り換えた理由を紹介していきます。

結論は…

これは普通のマウスに戻れない。

たまに画像編集をするときに今まで使っていたマウスを使いますが、もう違和感しかないです。普通のマウスの方が細かい作業はしやすいはずなのになぜか戻れないです。いいところはどこなのか、なぜマイナスイメージがあったトラックボールにハマったのかは想像以上によかった点が多かったからです。

MX ergoのいいところ

MX ergoを使ってみて2週間ほど経ちましたが、よかったと感じる点はこちらです。
・手首を動かさなくてもカーソルを動かせること
・角度を変えることができること
・重みが安定性につながっていること
・カスタマイズボタンで自分好みの設定ができること
・2デバイスのペアリング先登録ができること

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手首は固定、だから長時間作業も楽々。

これまで手首が痛くなることが多々あった僕ですが、パソコンの高さを変える製品やキーボードの高さを変えることしか考えたことがなかったです。「マウスは動かさないと使えない」というイメージが強かったからです。なので長期間マウスを使っていた僕ですが、ここ数週間使ってみて感じたことは「手首の痛みは軽減されている」です。

ひろゆきさんが以前話をされている動画を見たのですが、そのときに「マウスは5kgほどの負荷をかけている」と言われてました。その動かす負荷がなくなると当然の結果だとは思いますが、手首の違和感や疲れは圧倒的に軽減されました。

手に馴染む角度をつけられる。

フラグシップモデルのMX Master 3やそれ以外のロジクール製のマウスでよく書かれている「人間工学」という言葉。Logicool製品は人間の手の形に近くなるようにデザインを洗練しています。そのため、マウスは販売されている形でしか使えないという固定観念に囚われていました。でも、この製品は購入してからでも角度を変えることで自分の使い方的にどちらがあっているかを試せます。姿勢によって手首の角度も変わると思うので非常に助かっています。これは、この製品だからこそのメリットですね。

下の方が重いことで安定感バツグン。

マウスの角度を調整するための鉄板が下についており、これが正直重いです。ただ、これがあることでマウスの重心が下になり、安定性が増しています。また、鉄板の下にはゴム製の滑り止めがついているため、ずれにくいです。トラックボールの「手を動かさなくてもマウス操作ができる」という特徴を最大限に引き出すために作り込まれていました。

豊富なカスタマイズ性

Logicool製品の一つの特徴として、Logicool Optionsというアプリからボタンの役割を設定できます。これによって生産性を爆発的に上げられます。

自分の場合はコピペを多用するので、左上にコピー、下にペーストを設定しています。また、マウスホイールを横に倒すことができ、それにもカスタマイズ可能です。ここはブラウザは前のページに戻る、進むを多用するので、左に倒すと「戻る」、右に倒すと「進む」にしています。しかし、ブラウザ系以外の場合は前のページに戻るということがないと思います。なので、それ以外のアプリでは左スクロール、右スクロールにしています。こうした、アプリケーションごとに機能を割り当てられる点はLogicool製品ならではの強みだと思います。

操作画面はこんな感じ
アプリケーションごとに設定

複数デバイスにワンタッチで切り替え

Bluetooth接続またはUnifyingレシーバーの2つの方法で接続が可能です。これによって、パソコンとiPadや違うパソコンに瞬時に切り替えることができるようになります。このunifyingテクノロジーとBluetooth接続では、接続の強さなどの違いがあります。しかし、そうした技術的違い以上に便利さが違います。

  • Unifyingテクノロジー
    • レシーバーと接続している(レシーバーと接続しているため、デバイスにレシーバーを差し替えるだけで接続の切り替えが可能)
  • Bluetooth接続
    • 各デバイスのBluetooth機能を使ってデバイス本体と接続している

タブレットやスマホにはレシーバーをそのまま刺すことはできませんが、パソコン間での切り替えをすることがある人はダントツでレシーバーを使うことがいいと思います。(本体とペアリングできる数が2つしかないからです。)

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見えてきた弱みもある

まだ数週間しか使っていないため、弱みというよりは慣れ不足と感じることが多いです。しかし、それでも感じた「ここは少々大変だな」ということがあります。それは「マウスの手入れ」です。トラックボールマウスはボールを動かして、その動きをセンサーが感知する仕組みです。そのため、ボールがスムーズに動くだけの余裕がないとくるくると回せません。なのでボールと本体の間に若干のスペースが空いています。しかし、持ち運びなどでそこからほこりなどのゴミが入り、ボールの動きを鈍らせます。手入れは最低1週間に1回はしないといけない感じでした。そうした手入れの回数は増えてしまうと思います。

また、手入れの回数を最小限にするためには持ち運び用のマウスケースをセットで購入しておくといいと思います。

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感想(0件)

トラックボール、ぜひ検討を

マウス派の僕がトラックボールにハマった経緯はこんな感じです。何事もそうですが、慣れていないからできないのは当たり前です。でも、触ってみたいと思ったとき、価値を感じたときはチャンスだと思います。マウスだけでなく、そうした欲求を抑え込まない選択を増やしていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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